知識で差がつく!資産運用の賢い続け方

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2014.03.07
アパート経営基本の【き】:アパート経営の目的って

今回のアパート経営基本の「き」では、アパート経営をする目的について考えてみようと思います。


当社にはアパート経営をしたいというお客様からのお問い合わせがあります。みなさんアパートを経営したいという思いは同じですが、その目的はさまざまです。大きく分けると、下記の目的を持ってアパート経営をする方が多いようです。


アパート経営の目的


●副収入として・・・私的年金、本業以外の副収入


●投資として・・・資産運用手段のひとつとして


●事業として・・・賃貸業経営


●土地の有効活用・・・遊休地の活用


●税金対策・・・所得税・相続税・固定資産税対策


 過去に私のお客様で、退職後のヒマツブシに購入するという方もいらっしゃいましたが、多くのお客様は上記のいずれかに該当するのではないかと思います。


かつてバブル期には本業の所得が多くなりすぎ、負債や経費を作るために不動産投資をする方もいたと聞きますが、ここ最近は退職後の所得目的や、若年層の将来的な年金として購入というケースが多い気がします。また、早期リタイアをめざし賃貸経営を業としていくことを目標に、計画的に物件購入をしている若い方もいらっしゃいます。


さてここでみなさんに考えていただきたいのは、なぜアパート経営をしようと思ったのか、その目的についてです。目的を見失い、物件探しだけに奔走してしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。


たとえば40歳で退職後の年金を目的として物件を探すことを考えた場合、自身が退職し年金をもらい始めるころをイメージする必要があります。一般的に年金がもらえる65歳(25年後)の時に、購入を考えている物件がどうなっているか。現時点で築25年の物件であれば、25年後は築50年になっています。はたして築25年の物件で、自分の目的が達成できるのか考えることが大切です。


 アパートを経営する目的は人それぞれです。それぞれにアパート経営をしようと思ったきっかけがあると思います。ただ、実際に物件探しを始めてしまうと、原点を忘れてしまいがちになります。失敗しない物件選び、アパート経営をするために、時折なぜアパート経営を始めようと考えたのか思い出してみてください。


次回のコラム、アパート経営基本の「き」では、「アパート経営実例『Aさんの場合』」について書きたいと思います。

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