- 2013.12.23
- 解釈をしやすい賃貸借契約
分譲マンション、戸建を貸そうと考えてると、事前に いくつか検討しなければならないことがあります。
今回は今までに賃貸されている所有者が間違った解釈をしやすい賃貸借契約について取り上げます。
一般的に札幌市内の賃貸市場で契約されているものは『普通借家契約』になります。
賃貸アパートや賃貸マンションを経営されている所有者様は特に検討する必要がありません。
分譲マンション、戸建の所有者様はそういうわけにはいきません。理由として以下の条件が関係してきます。
1. 将来先、戻る予定がある所有者様
2. 将来先、売却する予定・考えがある所有者様
全国の地域性も関係してくるかもしれませんが札幌市内の賃貸借契約は最初の契約期間が2年間で以後、1年もしくは2年の自動更新をするケースが多いです。
この点がわかりにくいようです。
賃貸募集する前に必ず確認していることで以下の質問や疑問が多くあります。
1. 賃貸借契約の期間は2年間ではないのですか?
2. 2年目の更新時に貸主側から更新を拒否することで強制的に退去してもらえる?
3. 賃貸借契約期間の2年で更新しないことはできないのですか?
特に急な転勤により賃貸にする方が割合としては多いですので『賃貸借契約の契約種類』を十分に検討する必要があります。
入居者が決まり賃貸借契約を締結してからではどうすることもできません。
『普通借家契約』の他に『定期借家契約』という契約書類もあります。あまり聞きなれないかもしれません。
実際に利用している割合はごく一部なものです。しかし分譲マンション、戸建を賃貸する際には選択肢の一つになります。
簡単に 『普通借家契約』と『定期借家契約』の違いをまとめて見ましたので参考にして下さい。