- 2015.03.02
- 中長期にわたるアパート経営による資産運用のコツ(管理会社選定)
収益用不動産を取得する際には価格、利回り、立地などを重視するというのは皆さんご存知の事だと思います。
しかし、実際にはアパートオーナーになってからの様々な対策を事前にイメージするという事は非常に難しく、計画通りに事が運ばないという事もよくある事なのです。
その理由として・・・
1_賃借人の入替に伴い修繕費用などが発生する。
2_空室の増減による収支の変動。
3_突発的な設備修繕費用等の発生。
4_固定資産税など。
その他にも管理会社への管理委託料、法定点検費用、建物維持の為の様々なコストがかかってきます。
※不動産を所有するという事は短期的に集中して収益を上げるのではなく、中長期にわたり一定の収益を上げていく事を主としていかなければなりません。
また、建物を所有していく中で空室対策と入居者対応など多岐にわたる業務が必要とされるため、現実的に個人では対処しきれないこともあり、大半のオーナー様が管理会社へ業務を委託していることと思います。
そこでせっかく管理会社に業務を委託するのであれば、付加価値のあるサービスを提供しているところへ委託するという事は重要なポイントになると思います。
札幌市内にある不動産管理会社は数多くありますが、管理業務内容については各社様々な違いもあります。
一般的な業務としては、空室募集・契約業務・家賃回収・入退去に関わる対応・入居者や各種クレーム対応などの業務は各社そんなに変わりないと思いますが、下記のポイントはおさえておくと良いかもしれません。
1.毎月の巡回業務はありますか?
2.一人担当制ではないですか?
3.空室対策や修繕計画で様々な提案が成されていますか?
4.オーナー様に対してリスクヘッジした内容で家賃の回収や滞納が成されていますか?
5.管理スタッフの入れ替わりが多くありませんか?
上記のようなポイントは日々の管理業務のクオリティに直結する部分でもあり、数多く該当している場合はオーナー様にとってのリスク増となる可能性がありますので確認しておいても損はないと思います。
これから管理をまかせようとお考えの方も検討する段階で、どこまで・どのようにこの会社は対応してもらえるのかという事を事前に聞いておく事をお勧めします。管理会社を上手に活用するという事は、オーナー様にとって中長期にわたり安定的な資産運用が可能になるという事にもなりますので、パートナーとして長い付き合いのできる管理会社を探してみてはいかがでしょうか。