賃貸募集をする際に、どのような方法で情報を提供し、どのようなルートで入居者を見つけているのだろう？

賃貸募集をしている不動産の特徴

地域によって賃貸募集の仕組みは異なりますが、札幌市内の賃貸募集の特徴をお話いたします。

賃貸募集を行っている会社が以下の通り大きく分けることができます。

１）仲介業者

『仲介業者』は自社の物件や他社で募集を行っている物件を自社ホームページやインターネットの不動産サイト、賃貸雑誌などへの情報を提供しお部屋探しをしている方を集めていきます。

地域に密着した形で店舗に来店して頂き、現地ご案内の活動をしていきます。

仲介業者ですので、お部屋を決めてから賃貸借契約の手続き（仲介・媒介）を入居者との間に入り、賃貸借契約の締結、入居者へのカギの引き渡しまでの業務内容になります。※媒介契約に基づき仲介業務を行います。

２）管理会社

『管理会社』は、自社管理物件のみの募集を行い、自社のホームページやインターネットの不動産サイト、現地に入居者希望のポスター（戸建ての場合）等で情報を提供し、お部屋を探している方を集めます。

更に、自社の管理物件の募集一覧などを各仲介業者へ情報提供しています。

管理会社は、仲介業者への情報提供をしていきますので広範囲で情報を提供することができます。自社で入居者を見つけるよりも仲介業者を通して入居者を決定していく割合の方が多くなります。

※オーナー様の代理人として入居後の管理を行いますので、入居後のトラブルも考慮し入居審査もしっかりと行っていきます。

※分譲マンションの場合、管理組合から委託を受けている共有部の管理会社も存在します。

３）弊社（管理会社）の募集形態

※仲介業者に物件を紹介してお客様を決めて頂く場合を、弊社でも仲介専門の担当者がいますので、直接お客様をご案内して入居者を決める場合があります。弊社でお客様を決めた場合、オーナー代理の契約になりますので、仲介手数料が無料になり、お客様にとってメリットとなります。

４）仲介業者の募集形態